自公が勝ったのは小池のせいだけではない 衆院選は、投票前の予想の通り、自公の圧勝、野党とくに希望の惨敗、すこし気を吐いたのが立憲民主、という結果に終わった。今のうちに反自公勢力の芽をつぶしておこうという安倍首相とその周辺の思惑通りだった。 …

革新の火は消える？ 安倍首相は「今なら勝てる」、あるいは「憲法改正発議ができる３分の２を確保できる」という確信したのだろう。そのような入れ知恵をした人がいるのかもしれない。衆議院の冒頭解散に踏み切ったことで、窮地に立たされた民進党は、解党状…

がんからの生還へ、復路スタート 確かな科学的根拠があるとは思えないが、長い間、がん治療から５年を経過したかどうか、つまり５年生存が、がん克服の一つの目標とされてきた。その点からすれば、私はその目標に向かって今ちょうど中間点の２年半を通過した…

有名歌舞伎俳優を夫に持つアナウンサー小林麻央さんが乳がんの闘病の末亡くなったというニュースを読んだ。 部位は違うが、同じ病気を持つ身として言いようのない思いに駆られる。おそらくは、今の日本では考えられる限りの最高レベルの医療を受けてきたであ…

テロ（等）準備法について 少し前のことだが、ホノルルの空港で書籍売り場に立ち寄ったところ、オーウェルの『１９８４』（㊨）が平積みになっているのを目にした。トランプ大統領の登場によって、約７０年も前に書かれたこの本が再び関心を集めていると聞い…